プロフィール、ポスター、広告に載せたリンクをタップする人は、それぞれ状況が異なります。東京にいる人も大阪にいる人もいれば、iPhoneを使う人もパソコンを使う人もいます。日本語で読む人もいれば、別の言語を使う人もいます。全員を同じページへ送ると、多くの人にとって少し不便なページになりかねません。短縮リンクにターゲティングルールを設定すれば、コードを書かずに解決できます。リンクのアドレスは変わらず、タップされた時点で転送先が選ばれます。
ターゲティングルールで判定できる項目
Digily Linkで作成する短縮リンクには、必ずデフォルトの転送先があり、必要に応じて複数のルールを追加できます。それぞれのルールでは条件と別のURLを組み合わせ、最初に一致したルールが適用されます。利用できる条件は、大陸、国、都市、端末の種類(モバイル、デスクトップ、タブレット)、ブラウザ、ブラウザの言語、OSです。訪問者の属性を判定せずにアクセスを振り分ける方法も2つあります。ローテーションでは複数のURLへ均等に振り分け、割合指定では配分を自由に設定できます。たとえば、現在のページへ80%、テスト用ページへ20%を送る設定が可能です。ターゲティングはFreeを含むすべてのプランで利用できます。
活用すると効果的な6つの場面
OS別のアプリダウンロード
1つのリンクから、iPhoneではApp Store、AndroidではGoogle Play、デスクトップではランディングページを開けます。最も一般的な使い方で、「プラットフォームを選択してください」という中間ページを省けます。
複数の国に対応するショップ
日本からの訪問者は円価格のショップ、アイルランドからの訪問者はユーロ価格のショップ、それ以外の人は国際向けページへ送れます。同じ仕組みを使えば、配送対象外の国にいる顧客が、注文できないページへ進むことも防げます。
言語
ブラウザで設定されている言語に合わせて、該当する言語版のページへ転送できます。日本語版と英語版、または日本語版と韓国語版を公開している場合でも、印刷するリンクは1つで済みます。
モバイルとデスクトップ
長いフォームはパソコンなら問題なくても、スマートフォンでは入力しにくいことがあります。モバイル利用者は短いフォーム、WhatsAppのチャット、アプリなどへ送り、デスクトップ利用者には完全版のページを表示できます。
複数の拠点がある事業者
都市ターゲティングを使えば、東京からの訪問者は東京店のページ、大阪からの訪問者は大阪店のページへ送りながら、全国向けのチラシには同じQRコードを掲載できます。都市はネットワークアドレスから推定されるため、確実な判定ではなく、有力な目安として扱ってください。
A/Bテスト
ランディングページの2つのバージョンをローテーションで1つのリンクに設定し、数百回クリックされるまで待ってから結果を比較します。UTMリンクジェネレーターで各バージョンに別々のUTMパラメータを付けておけば、アクセス解析で個別に結果を確認できます。
設定手順
- ダッシュボードで短縮リンクを作成し、大部分の訪問者に表示する転送先を指定します。これがデフォルトの転送先になります。
- リンクの設定を開き、ターゲティングを見つけます。国など、使用するターゲティングの種類を選びます。
- 対象ごとにルールを追加します。ルールには、日本を表すJPなどの値と、その訪問者に表示するURLを指定します。必要な数だけ追加できます。
- 保存してからテストします。ブラウザの言語を変更する、別の端末を使う、海外にいる知人にリンクをタップしてもらうなどの方法があります。URLリダイレクトチェッカーではツール側の接続場所から見た転送を確認でき、ユーザーエージェントパーサーでは端末が送信している情報を確認できます。
ルールはリダイレクト前にDigily Linkのサーバー上で評価されます。そのため、訪問者に選択ページが表示されることはなく、印刷物でもオンライン投稿でも短縮リンクは常に同じです。ターゲティングと併用できるその他の設定については、短縮リンクのページで紹介しています。
ターゲティングと相性のよい設定
- アプリリンク。ターゲティングは開くページを決め、アプリリンクはそのページをアプリで開くかどうかを決めます。YouTubeの転送先で「モバイルではアプリを自動的に開く」を有効にし、ダウンロードページにOSルールを設定する組み合わせがよく使われます。詳しくはディープリンクとは何かをご覧ください。
- UTMパラメータ。すべての転送先に参照元、メディア、キャンペーンを追加すると、アクセス解析でターゲティングされた訪問を区別できます。
- スケジュールとクリック数制限。StarterとProプランでは、指定した日付にリンクを開始、停止できます。また、一定のクリック数に達した時点で停止し、それ以降の訪問者を期限切れURLへ送ることもできます。
- スプラッシュページ。転送先を開く前に表示する短いブランドページです。転送先が自社サイトではない場合に役立ちます。
- 独自ドメイン。StarterとProでは、ターゲティングを設定したリンクをgo.yourbrand.jp/offerのようなアドレスで公開できます。必要なDNSレコードは独自ドメインの設定ガイドで確認できます。
結果の確認方法
リンク統計では、クリックを国、都市、端末、ブラウザ、OS、言語別に確認できます。どのルールが実際に適用されたか、想定していた利用者が本当にいるかを判断するのに役立ちます。ある国のルールに一致する訪問が月10回しかない場合、その国専用のページを維持する必要はないかもしれません。統計はトラッキングCookieを使わずに収集されるため、転送先ページへ何かを追加する必要はありません。
よくある質問
リダイレクトしたことは訪問者に分かりますか?
いいえ。リダイレクトはサーバー上で一瞬のうちに処理されるため、訪問者は選ばれた転送先を直接タップした場合と同じようにページへ到着します。
位置情報によるターゲティングはどの程度正確ですか?
国の判定は信頼できます。都市は訪問者が接続しているネットワークに基づく推定であり、特にモバイルネットワークでは別の都市と判定されることがあります。都市ルールは利便性を高める目的で使用し、正確さが必須となる用途には使わないでください。
どのルールにも一致しない場合はどうなりますか?
訪問者はデフォルトの転送先へ進みます。世界の大部分の訪問者が見るページになるため、必ず適切なデフォルトを設定してください。
プロフィールリンクページでもターゲティングを使えますか?
ターゲティングは短縮リンクに設定する機能です。ターゲティングを設定した短縮リンクを作成し、そのリンクをプロフィールリンクページ上のボタンの転送先として使います。ボタン自体の動作は全員に対して同じで、短縮リンク側が転送先を振り分けます。
QRコードでも利用できますか?
はい。転送先URLではなく、短縮リンクからQRコードを作成してください。QRコード自体は固定されたまま、背後のルールはいつでも変更できます。
公開前の最終確認
- デフォルトの転送先が、大部分の訪問者に表示すべきページになっている。
- 各ルールと一致する端末または場所からテストしている。
- 後から訪問を区別できるよう、転送先にUTMパラメータを付けている。
- QRコードや印刷物には、転送先ではなく短縮リンクを使用している。
- 統計を一度確認し、各ルールが適用されていることを確かめている。