ここでは、独自ドメインを接続する際に必要なDNS設定をまとめます。ダッシュボードでのドメイン申請は完了していることを前提としています。申請手順は、Digily Linkに独自ドメインを追加する方法で順を追って説明しています。カスタムドメインはStarterプランとProプランで利用できます。
設定は2つのケースに分かれます
追加するレコードは、そのドメインですでにウェブサイトを公開しているかどうかで決まります。
- ドメインですでにウェブサイトを公開している場合(example.jpでサイトが開く場合)。ルートドメインを2つのサーバーへ同時に向けることはできないため、links.example.jpのようなサブドメインを使い、CNAMEレコードを追加します。ページのURLはlinks.example.jp/page、短縮リンクはlinks.example.jp/offerとなります。
- ドメインでウェブサイトを公開していない場合(example.jpで何もホスティングしていない場合)。ルートドメインをそのまま使い、Aレコードを追加できます。ホスティングを一切利用していないドメインなら、無料のCloudflareでDNSを管理し、そこでAレコードを追加するのが最も簡単です。
| 利用状況 | レコードタイプ | 名前(ホスト) | 値 |
|---|---|---|---|
| example.jpにサイトがあり、links.example.jpを使う | CNAME | links | digily.link |
| ウェブサイトがなく、example.jpを使う | A | @ | 217.154.56.111 |
| ルートドメインと併せてwww.example.jpも使う | CNAME | www | digily.link |
ダッシュボードの「ドメインを接続」画面には、現在使用するIPアドレスとホスト名が表示されます。執筆時点のIPアドレスは217.154.56.111、CNAMEの接続先はdigily.linkです。ダッシュボードに別の値が表示されている場合は、必ずダッシュボードの値を使用してください。
Cloudflare
- ログインしてドメインを選択し、「DNS」、「レコード」の順に開きます。
- 「レコードを追加」をクリックします。
- サブドメインを使う場合はタイプにCNAMEを選び、名前にサブドメイン(例: links)、ターゲットにdigily.linkを入力します。ルートドメインを使う場合はタイプにAを選び、名前に@、IPv4アドレスに217.154.56.111を入力します。
- プロキシステータスは「プロキシ済み」と「DNSのみ」のどちらでも利用できます。「プロキシ済み」を選ぶ場合は、CloudflareからDigily Linkへの通信にもHTTPSが使われるよう、SSL/TLSを「フル」に設定します。
- 保存します。Cloudflareの変更は通常、数分以内に反映されます。
まだCloudflareでドメインを管理していない場合は、無料プランのサイトとして追加し、ドメイン登録事業者側のネームサーバーをCloudflareから指定された2つに変更します。既存のレコードはインポートされるため、メールは引き続き利用できます。
cPanel
- cPanelにログインし、「ドメイン」セクションの「Zone Editor」を開きます。
- 対象ドメインの横にある「管理」をクリックします。
- 「レコードを追加」をクリックします。Aレコードの場合、名前にはドメインを指定し(cPanelではexample.jp.が補完されます)、アドレスに217.154.56.111を入力します。CNAMEレコードの場合、名前にはサブドメイン(links.example.jp.)、CNAMEにはdigily.linkを入力します。
- レコードを保存します。
DirectAdmin
- ログインして「DNS Management」を開きます。
- ドメインを選択し、「Add Record」をクリックします。
- Aレコードの場合、名前には@を使い(バージョンによっては空欄)、タイプにA、値に217.154.56.111を指定します。CNAMEレコードの場合、名前にはサブドメイン、タイプにCNAME、値にdigily.linkを指定します。DirectAdminから求められた場合は、末尾にドットを付けます。
- 保存します。
Plesk
- ログインして「Websites & Domains」を開きます。
- ドメインを選択し、「DNS Settings」を開きます。
- 「Add Record」をクリックします。Aレコードの場合はタイプにAを選び、ルートドメイン用のドメイン名欄は空欄にして、IPアドレスに217.154.56.111を入力します。CNAMEレコードの場合はタイプにCNAMEを選び、サブドメインと正規名のdigily.linkを入力します。
- 「OK」をクリックし、変更の適用を求められた場合は「Update」をクリックします。
レコードを確認する
DNSルックアップを開き、接続した名前を正確に入力してレコードタイプを選択します。Aレコードが正しければ217.154.56.111、CNAMEが正しければdigily.linkが表示されます。変更はインターネット全体へ徐々に伝わり、通常は1時間以内、場合によっては最長1日かかります。そのため、自分の接続環境で古い応答が返っても、レコードが間違っているとは限りません。ダッシュボードでドメインが「Active」になったら、HTTPヘッダーの検索でカスタムインデックスURLを確認すると、200またはリダイレクトが返されます。
HTTPS
Cloudflareのプロキシを経由している場合は、Cloudflareが証明書を発行し、レコードが有効になるとブラウザに鍵マークが表示されます。一般的なホスティングサービス上でレコードを追加した場合、そのサービスの証明書は発行対象として指定された名前だけを保護します。サブドメインが対象に含まれるか、ホスティング事業者に確認してください。ドメインの承認後は、Digily Link側で証明書を有効にすることもできます。ドメインが「Active」になっても鍵マークが表示されない場合は、お問い合わせページからドメイン名をお送りください。SSLルックアップでは、現在その名前で提供されている証明書と有効期限を確認できます。
カスタムドメインを接続する理由
- 自社や自分のリンクだと一目で分かります。go.example.jp/offerは一般的な短縮URLより認識されやすく、信頼も得やすいため、ブランド名入りのリンクはクリックされる割合が高くなります。
- すべてを同じドメインで運用できます。ページ、短縮リンク、QRコード、静的サイトを同じドメインに置くことができ、内容を編集してもアドレスは変わりません。
- URL自体がブランドを伝えます。広告やメール署名に独自ドメインの短縮リンクを載せれば、目に入るたびにブランド名を印象付けられます。
.ukドメインを使ったブランド短縮リンクでは、具体的な数値も紹介しています。
よくある質問
AレコードとCNAMEレコードはどちらを使えばよいですか?
どちらでも接続できます。サブドメインにはCNAME、ルートドメインにはAレコードを使ってください。多くのDNS事業者では、ドメインのルートにCNAMEを設定できないためです。
DNSを変更するとメールが使えなくなりますか?
いいえ。接続する名前のレコードだけを追加し、MXレコードを変更しなければ問題ありません。ルートドメインにAレコードを追加しても、メールには影響しません。
設定が反映されるまでどのくらいかかりますか?
DNSの変更は通常、1時間以内に確認できるようになります。ダッシュボード上の承認はチームが行い、通常は同じ営業日中に完了します。
複数のドメインを接続できますか?
はい。Starterでは5個、Proでは10個のカスタムドメインを利用でき、アカウント内のすべてのリンクタイプで各ドメインを使用できます。
AIやHTMLで作成したサイトにも独自ドメインを使えますか?
はい。ダッシュボードで作成した静的サイトも、ページや短縮リンクと同じ方法でカスタムドメインから公開できます。
最後に確認する項目
- レコードの名前が、ダッシュボードで申請した名前と完全に一致している。
- 値に「ドメインを接続」画面で表示されたIPアドレスまたはホスト名を設定している。
- DNSルックアップで想定した値が返っている。
- ドメインが「Active」と表示され、ブラウザに鍵マークが出ている。
- MXなどの既存レコードを変更していない。