フィッシングメールが長年出回ったことで、読めないリンクはタップしないという感覚が広く定着しました。短縮サービスのドメインにランダムな文字列が続くだけでは、どこへ移動するのか分かりません。慎重な人は無視し、さらに警戒する人はメッセージごと削除します。ブランド短縮リンクなら、タップ直前のわずかな時間に見覚えのある名前を表示し、この問題を解消できます。
ブランド短縮リンクとは
ブランド短縮リンクは、2つの要素を自分で管理できます。ドメインには自社名、または読者が信頼できる名前を使い、スラッシュ以降のスラッグではリンクの目的を示します。digily.bio/spring-saleなら、Digily Linkのアドレスであることと、春のセールに移動することが一目で分かります。利用方法は次の3段階です。
- ブランド付き共有ドメイン。 digily.link、digily.bio、digily.shopと、ドメインページに掲載されているほかの12ドメインを利用できます。Freeを含むすべてのプランで、希望するスラッグを設定できます。
- 自社ドメインのサブドメイン。 go.yourbrand.jp/offerのような形式です。StarterとProプランで利用でき、カスタムドメインの設定ガイドに沿ってDNSレコードを1件設定します。
- 自社で所有する短いドメイン。 国内のドメイン登録事業者で希望する名前を取得できれば、yourbrand.jp/offerのように使えます。設定方法は同じですが、CNAMEではなくAレコードを使用します。
調査から分かること
これらの数値はブランドリンクを販売する企業が公表したものなので、絶対的な結果ではなく傾向として見る必要があります。ただし、示されている方向性は一貫しています。Bitlyによると、カスタムドメインのリンクは同社の汎用ドメインを使ったリンクの約2.3倍クリックされています。広く引用されているRebrandlyの調査では、ブランドリンクのクリック率は汎用リンクより最大39%高く、ほかの短縮サービスも30%から40%の範囲の数値を公表しています。差が最も大きいとされるのは、判断材料がアドレスしかないメールとSMSです。一方、プレビューカードが表示されるプラットフォームでは差が小さくなります。
理由は単純です。見覚えのあるドメインなら、「どこへ移動するのか」という疑問にタップ前に答えられます。汎用ドメインでは、知らない相手を信頼するよう読者に求めることになります。
日本向けリンクでドメインが重要な理由
日本の利用者にとって、.jpや.co.jpはそれ自体が信頼を判断する材料になります。日本の法律が適用され、価格は円で表示され、国内配送に対応しているサービスだと受け取られやすく、ラジオ広告、配送車、店頭でも自然に案内できます。短い.jpリンクは、検索広告の表示URLやSMSの文字数にも収まりやすくなります。Digily Linkでは、同じ目的でdigily.ukとukbio.linkも提供しており、地域にかかわらずすべてのアカウントで利用できます。
ブランド短縮リンクの設定方法
- 無料アカウントを作成し、短縮リンクを新規作成します。ドメイン一覧からdigily.bioまたはdigily.linkを選びます。
- スラッグを入力します。小文字で短くし、日付ではなくキャンペーン内容が分かる名前にします。/ss26ではなく/spring-saleのような形式です。スラッグジェネレーターを使えば、長いフレーズを読みやすいスラッグに変換できます。
- リンク先を貼り付けます。自社サイトへ誘導する場合は、先にUTMリンクジェネレーターでタグを付けると、アクセス解析で正しい流入元として記録されます。リンク設定でUTMパラメータを追加し、リンク先URL自体を簡潔に保つこともできます。
- 保存し、URLリダイレクトチェッカーで動作を確認します。
- 独自ドメインを使う準備ができたら、Starterプランでgo.yourbrand.jpを接続し、重要なリンクを移行します。
複数の担当者がリンクを作成する場合は、スラッグの命名規則を決めておきます。一般的なのは、キャンペーン名の後に掲載先を付ける形式です。印刷物には/spring-sale、Instagramには/spring-sale-igを使えば、数か月後でも統計を確認しやすくなります。有料プランでは、プロジェクトを使ってキャンペーン別またはクライアント別にリンクをダッシュボードでまとめられます。
ブランドリンクの効果が高い掲載先
- SMS。 使えるのは160文字で、プレビューカードもありません。文字カウンターで長さを確認できます。ブランドリンクは、計測用の長いURLより通常100文字以上短くなります。
- 印刷物、ラジオ、車両。 「digily.bio/quoteへアクセス」と声に出して案内でき、覚えてもらえます。汎用アドレスでは難しいことです。
- メール署名とメールマガジン。 クリック前にステータスバーでドメインを確認できます。ブランド付きなら送信者名とも一致します。
- SNS広告と検索広告。 短いブランド表示URLには、意図して設計された印象があります。広告内の汎用短縮URLは、後から付け足したように見えます。
- QRコード。 読み取れない場合に備え、人が読める短縮リンクをコードの下に印刷します。スキャンできない人も9文字を入力すればアクセスできます。
- アフィリエイトリンクとパートナーリンク。 パートナーにとっても、短縮サービス名が入ったリンクより、ブランド名が表示されるリンクのほうが共有しやすくなります。
ブランドリンクの効果を測る方法
同じ場所に同じオファーを1週間空けて2回掲載し、1回は汎用アドレス、もう1回はブランド付きアドレスを使って、統計のクリック数を比較します。参照元、国、デバイスのレポートはトラッキングCookieを使わずに収集されるため、リンク先ページを変更する必要はありません。リンク先にUTMパラメータが付いていれば、Google Analyticsでも移動先側から同じ比較ができます。
よくある質問
digily.ukは実在する.ukドメインですか?
はい。Digily Linkが運営する登録済みの英国ドメインで、ukbio.linkと同じようにユーザー間で共有されています。設定したスラッグはドメイン内で重複しません。
すでに持っている.jpドメインも使えますか?
はい。StarterとProプランで利用できます。CNAMEレコードでサブドメインをDigily Linkに向けるか、Aレコードでルートドメインを接続し、リンク作成時に選択します。Starterには5件、Proには10件のカスタムドメインが含まれます。
ブランドリンクを使うと検索順位も上がりますか?
直接的には上がりません。短縮リンクはリダイレクトであり、検索エンジンはリンク先までたどります。利点は検索順位ではなく、利用者からのクリックにあります。
スラッグは何文字くらいが適切ですか?
使いやすい目安は3文字から12文字です。印刷物やラジオでは短いほど適しています。読者が入力せずクリックするメールなら、多少長くても問題ありません。
ブランドリンクの転送先は後から変更できますか?
いつでも変更できます。アドレス自体は変わらないため、チラシに印刷したリンクを今季のオファーへつなぎ、その後、次のオファーへ切り替えることもできます。
公開前の確認項目
- ドメインから自社または対象地域が分かり、スラッグからオファー内容が分かる。
- スラッグが小文字で、声に出して読める。
- URLまたはリンク設定にUTMパラメータが含まれている。
- 掲載先ごとに別のリンクを用意し、統計を比較できる。
- 印刷物では、QRコードの横に短縮リンクをテキストでも表示している。